Movable Typeを使うと、ウェブログの機能を設定する多くのオプションが利用できます。 「ウェブログの設定」には4つの異なる画面があります。
ファイルを納めているディレクトリへのパスを指定します。 「再構築」ボタンを使ってサイトを公開すると、インデックス・テンプレートはこのディレクトリ内に生成されます。 ローカル・サイト・パスの値は「/」で始まる絶対パスを推奨します。絶対パスはMovable Typeのディレクトリの場所に依存しないからです。もし相対バスを使う場合は、Movable Typeのディレクトリからの相対的なパスを指定してください。
これは必須フィールドです。
例: /home/melody/public_html/blog
http://」とサイトのドメイン名を含むURLを指定します。 このURLにはインデックス・ファイルの名前を含めないでください。たとえば、インデックス・ファイルがhttp://www.your-site.com/blog/index.htmlにある場合、「サイトのURL」の値はhttp://www.your-site.com/blog/にしてください。 item_notify_the_following_sites_when_i_update_my_weblogこのURLは、XML-RPC pingの送信をオンにしている場合、weblogs.comへ送られます(下記の「ウェブログが更新されたとき通知する」を参照)。
これは必須フィールドです。
例: http://www.your-site.com/blog/
/」で始まる絶対パスを推奨します。絶対パスはMovable Typeのディレクトリの場所に依存しないからです。もし相対バスを使う場合は、Movable Typeのディレクトリからの相対的なパスを指定してください。 アーカイブ・ファイルをインデックス・ファイルと同じディレクトリに納める場合、「ローカル・アーカイブ・パス」と「 ローカル・サイト・パス」はその同じディレクトリへのパスにしてください。
これは必須フィールドです。
例: /home/melody/public_html/blog/archives
http://」とサイトのドメイン名を含むURLを指定します。 これは必須フィールドです。
例: http://www.your-site.com/blog/archives/
これは必須フィールドです。
<$MTBlogDescription$>タグを使っている場合はウェブログのテンプレートに表示する説明を指定します。
MTEntriesタグを使って変更できます。この設定は、MTEntriesタグに属性を何も指定しなかった場合に適用されるデフォルトです。 このデフォルトの設定の代わりに、たとえば、ウェブログに投稿された過去15エントリーを表示したい場合は、MTEntriesタグでlastnという属性を使います。
<MTEntries lastn="15">
...
</MTEntries>
たとえば7日間を選んだ場合、7日間というのは、今日からさかのぼった過去の7日間を指し、エントリーを投稿した日から過去7日間という意味ではありません。 したがって過去7日間(7日目を今日として)の3日目に投稿した場合は、その3日間の投稿がメイン・インデックスにリストされます。
また、表示する日数に指定する「1日間」とは、あなたがサイトを再構築した(エントリーを投稿した)時点からさかのぼった24時間を指します。 今日がはじまる夜中の12時から今現在までの時間という意味ではありません。 たとえば、インデックスに表示する日数に「1」日間を指定し、午後6時にエントリーを投稿したとすると、そのエントリーはインデックス・ページに翌日の午後5時59分まで表示されます。
これは必須フィールドです。
<p>と</p>タグの間で囲み、改行を<br>タグに変換します。 テキスト・フォーマットの設定は、エントリーごとにカスタマイズできます。つまり、あるフォーマット・オプションをあるエントリーに指定し、別のフォーマット・オプションを別のエントリーに指定することができます。 新しいエントリーの作成や既存のエントリーの編集をする際、エントリーごとにフォーマットを適用したい場合は、「テキスト・フォーマット」に指定します。 ウェブログの設定の「新規エントリーのデフォルトのテキスト・フォーマット」の値は、「テキスト・フォーマット」のデフォルト値を変更します。 作業を楽にするため、あなたが最もよく使うテキスト・フォーマットのオプションを選択してください。
N個の文字から自動的に生成されます。 デフォルトで概要の文字数は40です。
編集メニュー」にアクセスすると、最初のメッセージに続き、マニュアルへのリンクと紹介のテキストが表示されます。 この最初のメッセージは「表示されるメッセージ」の設定フィールドで変更できます。ウェブログの更新事項などをメッセージに含めることもできます。
注意事項:クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの条件下でコンテンツを公開し、誰かがあなたの申し出た条件を受け入れた場合、ライセンスを破棄することはできません。 もちろん、気が変われば、常にコンテンツを非公開にすることも、ウェブログの将来のエントリーを、新しいライセンスまたは完全な著作権保護下で公開するように指定することもできます。 クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの詳細については、http://creativecommons.org/learn/licenses/fullrightsにアクセスしてください。
アーカイブのタイプ(下記「Archive Frequency(アーカイブの頻度)」を参照)を何も選択しなかった場合は、「優先するアーカイブのタイプ」に「アーカイブはない」を選んでください。
サイトでエントリーを投稿するたびに、Movable Typeからweblogs.comとblo.gsへサイトの更新通知を自動的に出したい場合は、該当するボックスをチェックします。
weblogs.comとblo.gsのほか、同様の機能を提供するサービス・サイトもあります。 こうしたサービス・サイトがweblogs.comのXML-RPC pingのインタフェース (http://www.xmlrpc.com/weblogsCom)をサポートしている場合は、そのXML-RPCサーバーのURLを「他のサイト」ボックスに加えると、サービスが利用できます。 複数のサイトを加える場合はURLを改行で区切ってください。
Recent Updatedキーに入力できる独自のキーを発行しています。 Movable Typeはサイトが更新されるたびに、このキーをmovabletype.jpに送ります。すると、あなたのサイトが最近更新されたとマークされます。
<MTGoogleSearch>を使ってサイトにGoogleの検索結果を一覧表示するなどのGoogleのAPI機能を使う場合は、GoogleのAPIキーを http://www.google.co.jp/apis/で登録し、取得したAPIキーをこのフィールドに貼り付ける必要があります。 このキーは、GoogleのAPI機能を使うたびにGoogleのサーバーに送られます。
このオプションがトラックバックを使う作業のすべてを引き受けます。 いつもの方法でパーマリンクにリンクする以外は、Movable Typeが面倒な作業を処理してくれます。 「Pinging...(ping中)」画面が、pingされているサイトを通知します。
このオプションは、TypeKeyなどの外部の認証システムによって認証されていない読者のコメントを受け入れるかどうかを指定します。 認証されていない読者からのコメントを受け入れる場合、読者に対し完全に匿名でのコメントを許可することも、認証手続きなしで名前とメールアドレスの入力を義務づけることもできます。ただし、後者の場合でも、名前やメールアドレスが正しいかどうかの保証はありません。
この機能を有効にするには、下記の「TypeKeyトークン」を必ず入力してください。 これは、あなたのサイトをTypeKey認証サービスで特定するためのIDになります。
新しいコメント投稿者を承認するには、Movable Typeにログインし、画面の左側にある「コメント投稿者」ボタンをクリックします。 コメント投稿者を選択して、「掲載許可」と書かれた緑のボタンを押します。 このアクションによって、選択したコメント投稿者の保留されたコメントはすべて表示されるようになり、そのコメント投稿者の将来のコメントも投稿後、直ちに表示されるようになります。 代わりに、赤い「掲載不可」ボタンを押すと、コメント投稿者の保留されたコメントは削除され、そのコメント投稿者は、後からあなたがそのコメント投稿者に対して「掲載許可」ボタンを押さない限り、サイトへのコメントの投稿は禁止されます。
「自動的な承認」は、登録されたコメント投稿者にだけ適用されます。
各コメント投稿者のメールアドレスをTypeKeyから提供してもらう場合は、このオプションをオンにします。 オンにすると、ユーザーはサインインしたときに、メールアドレスを通知するか、隠したままでコメントの投稿をキャンセルするか、のいずれかを選択できます。
<p>と</p>タグの間で囲み、改行を<br>タグに変換します。 ここで選択したオプションは、システムのすべてのコメントに適用されます。 テキスト・フォーマット機能は、コメントの除去機能で無害化された後に適用されます。
ウェブログのアーカイブ機能を使わない場合は、アーカイブの種類を選択する必要はありません。すべてのボックスをオフのままにしておいてください。
アーカイブの種類に対し、アーカイブ・ファイル・テンプレートを定義します。 デフォルトで個々のアーカイブ・ファイルには、エントリーのタイトルに応じて名前が付けられます。たとえば、'Our Magnificent Day at the Beach(ビーチでの素晴らしい日)'というタイトルのエントリーには'our_magnificent.html'などのファイル名が付けられ、エントリーの作成月に基づき'2004/05/our_magnificent.html'というディレクトリに保存されます。 (Movable Typeの以前のバージョンを使っているユーザーは「ウェブログの設定」で下位互換性のファイル名を選択することができます。)
ただし、このアーカイブのパスの名付け方を変更したい場合もあるでしょう。
たとえば、アーカイブが属するカテゴリー別にアーカイブの階層を作りたいと考えることもあるでしょう。本のカテゴリーに属するすべてのエントリーをem>books/というディレクトリに入れたい場合などです。 この場合は個別のアーカイブに、以下のアーカイブ・ファイル・テンプレートを使います。
<$MTEntryCategory dirify="1"$>/<$MTEntryID pad="1"$>.html
最後の例になりますが、デフォルトでWeekly(週別)アーカイブは、その週の最初の日だけを使って、たとえば、week_2002_01_06.htmlのように名付けられます。 ファイル名に週の最初と最後の日付を入れたい場合は、Weeklyアーカイブに、以下のアーカイブ・ファイル・テンプレートを使います。
week_<$MTArchiveDate format="%Y_%m_%d"$>-<$MTArchiveDateEnd format="%Y_%m_%d"$>.html
アーカイブ・ファイル・テンプレートは、Movable Type標準のテンプレート・タグのサブセットを使って定義します。 以下のタグがアーカイブ・ファイル・テンプレートに使えます。
<$MTArchiveDate$> (doc)および<$MTArchiveDateEnd$> (doc);日付に基づくアーカイブ(Monthly(月別)、Daily(日別)、 Weekly(週別))に使用 <$MTArchiveCategory$> (doc):カテゴリー・アーカイブに使用 <$MTArchiveCategory$> (doc):カテゴリー・アーカイブに使用 <$MTEntry*$> (doc)のすべてのタグ:個別のアーカイブに使用 注:アーカイブ・ファイル・テンプレートを使うときは、アーカイブ・ファイルに使うファイルの拡張子を必ず追加する必要があります(上の例を参照)。 「アーカイブ・ファイルの拡張子」に指定したファイルの拡張子は使われません。
あなたのウェブログのエントリーに、特定のIPアドレスからのコメント投稿やトラックバックpingを禁止するには、「ウェブログの設定」画面のひとつである「禁止IP」画面を使います。
禁止IP機能は完全に有効ではなく、あなたのサイトに真のセキュリティをもたらす機能でもありません。IPアドレスは必ずしも1人のユーザーだけに対応しているわけではないからです。 IPアドレスはISPによってダイナミックに割り当てられることが多いので、ユーザーのIPアドレスはセッションごとに異なる可能性があります。 また逆に、図書館など公共機関にある複数のコンピューターはすべて同一のIPアドレスを使っていることが多いですが、そのコンピューターを使っているユーザーは不特定多数です。
こうした公共の場所のIPアドレスを禁止するには注意が必要です。
禁止IPアドレスを新たに追加するには、禁止したいIPアドレスを「IPアドレス」ボックスに入力し、「リストに追加」ボタンを押します。 現在禁止されているIPアドレスを削除するには、「禁止IPアドレス・リスト」から該当するIPアドレスを見つけ、その横にあるチェックボックスをチェックして、「削除」ボタンをクリックします。